私たちがいままでに使ってみたキャンプ道具について、その良かった点や悪かった点をご紹介します。雑誌などのインプレッションと違い「ヨイショ」等は入っておりませんので、生の意見として参考になればと思います。 多分に好みが入っています。参考意見程度にお受け取りください。 |
ロッジテント 私たちが愛用しているテントです。と言ってもインナーテントはあまり利用しません。右の写真のようにもっぱらリビングスペース専用に使っています。 今はトレーラーを引っ張って行くことが多いので寝室は必要ありませんが、トレーラーを手に入れる前も、寝室用には小型のドームテントを使用していました。 設営は、慣れてしまえば10分ほどです。特に難しさはありませんが、左右を間違えたりしますので、部品を良く確認してから組み立てる必要があります。 なんと言っても、インナーテントを無くしてリビング専用にしたときの居住性。真冬でも石油ストーブをたけばヌクヌクですし、暴風が吹こうが雨が降ろうがびくともしません。 短所としては、収納袋が大きすぎてとても運びにくいです。また、重量は幕体とフレームで約25Kg!けっこうな重労働です。 |
|
|
ドームテント ドームテントは4つ使用しています。この他に、ヨーレイカのウィンドリバー6というのも所有していますが使用したことはありません。 ヨーレイカのサンドーム6は、流行の大型ドームですが、私たちはほとんど使用することがありません。底面が四角のなのでとても使いやすいです。また、天井にこぶが着いており十分以上のヘッドクリアランスがあり開放的です。設営は、大きさが大きさなので、慣れるまでは結構大変です。 サウスフィールドの4人用ワンタッチテントは今から10年近く前に購入したものですが、いまだに活躍しています。このテントの良いところはなんと言っても設営の簡単さで、ほんの1分ほどで立ちます。ペグを打っても5分もあれば十分で、ドームテントのメリットを思いっきり教授できます。小型なので大人2人子供2人でちょうど良い広さです。底面が6角形なので、ちょっとデッドスペースがありますが、バッグなどをちょっと置くことが出来てかえって便利な気がしています。 ティンバーラインのツーリングテントは2人用ですが、たっぷりの前室があって、ブーツやバイクから降ろした荷物などを置く場所が確保できるので、ものすごく便利です。難点は、後部の出入口にメッシュがないこと、前部から出入りするときに、入口の幕とメッシュの2つのチャックを開かないければいけないことです。 サウスフィールドの SF643OD ワンタッチドームは、お勧めできないテントです。175cmの私が中で何とか立つことが出来る高さがあり、かなり大きいです。この大きさになるとワンタッチはかえって設営がしにくく、ペグを打って幕を引っ張ることによって、はじめて自立する様になっており、その辺も設営しにくさを助長しているようです。プラスチック製のポールも強度不足でちょっとした風でゆがんでしまいます。 |
|
|
ストーブ ストーブは、カートリッジガス、ガソリン、カセットガス、それにカートリッジガスのシングルバーナーをTPOにあわせて使い分けています。 イワタニプリムスのツーバーナーは、火力も十分で使い勝手も良いのですが、燃料代が馬鹿になりません。ボンベはEPI用を使用しています。ノーマルボンベはボンベは梅雨のあとの夏場のみ、+ボンベは春、梅雨、秋に、冬場にはエクストラペディションを使用しています。 コールマンのガソリンツーバーナーは、パッキンが腐ってガソリン漏れを起こしたため現在使用していません。アンレーデッドタイプなので、自動車用ガソリンが使えることになっていますが、実際に使うと、3回くらいでジェネレーターが詰まりますので、緊急用と考えた方がよいです。自動車用ガソリンを使用したあとは必ずジェネレーターを取り外し、中の芯に付いたカーボンを家庭のガスコンロで焼き切っておくようにします。 イワタニ製のカセットガス用ツーバーナーは、燃料が家庭用のカセットガスなのでキャンプ用ガスの半額以下です。背に腹は代えられないと言うわけで最近では一番出動回数が多いです。注意しなければいけないのは、気温10℃以下になると火力がいきなり落ちてしまい、ほとんど実用にならなくなることです。 シングルバーナーをひとつ持っていると、ちょっとしたときに大活躍します。ツーバーナーでおかずとみそ汁を作っているときなどに、シングルバーナーでご飯が炊けるととても便利です。また、ご飯を炊くとどうしても吹きこぼれますが、ツーバーナーだと後始末が大変ですが、シングルバーナーならばほとんど気にする必要がありません。 |
|
|
|
|
ランタン ランタンは、集蛾用の大型ランタンを1個と、テーブルに置く小型ランタンを用意しています。 EPI の大型ガスランタンはとても明るく、ガソリンのようにポンピングの必要もないのでとても手軽です。ただし、ガスの消費量が多く、全開でつけていると、一晩で500gを1本使い切ってしまいます。左の写真では、どこだか良くわからないメーカーの硬質プラスチック製のリフレクターが取り付けてあります。 コールマン製のガソリンランタンはものすごく明るくて、傘をつけて高いところにおけば、これ1個で20〜30人のパーティを十分に照明することが出来ます。アンレーデッドタイプでは、自動車用ガソリンが使えることになっていますが、数回使うと詰まってしまいますので、緊急用と考えた方が良いようです。 夏場のキャンプでは、ランタンの明かりに虫が集まってきますので、小型のランタンを用意し、大型ランタンはテーブルからちょっと離れたところにおき、テーブル場には小型ランタンを置きます。 |
|
|
|
クッカー クッカーは、いろいろと混ぜて使っています。 スノーピークのフィールドクッカーNo1は、左の写真の下2つのなべです。本来のセットには、この他に、片手鍋兼用のケトルとフライパン、折り畳み式のフライ返しとお玉が付いていました。 フライパンはやはり簡易的な物で長くは使えませんでした。また、ケトルは取っ手の形がいまいちで使いにくかったです。 フライパンと寸胴は家庭用品を流用しています。フライパンは収納の都合上取っ手の簡単に取れる物を探してきました。(ドライバーが必要ですが…) 右の写真は、クッカー収納時の物です。メーカーはまちまちで寄せ集めですが、コンパクトに収まっているでしょう。さらにこの中に、スノーピークのケトルも入りますし、ケトルの中にお玉やフライ返しが入ります。 |
炊飯用なべ この炊飯用のなべはとても使いやすいです。厚手のアルミ製で、熱のまわりも良く、焦げ付きなども掃除しやすいです。また、フタのまわりに襟があるので吹きこぼれにくくなっています。 炊飯時には、フタがカタカタとなって沸騰具合を教えてくれるので失敗しにくいです。 また、ご飯を炊かないときには普通のなべとしても使えます。 収納性には若干問題がありますが、オートキャンプの場合にはさほど苦にならないと思います。 |
|
|
食器類 食器類はほとんどが家庭用品の流用です。ただし陶器は壊れやすいので、強化ガラス製品を使っています。 左の写真は1人分です。ティーポットをのぞいて、すべて4個ずつ持ち歩いています。 ものすごい量になってしまいそうですが、重ねて邪魔にならないサイズを選んでありますので、30×45センチのプラ箱に楽々収まってしまいます。 |
ロープ 何かと便利なのでロープは多めに用意しています。ナイロン製のものが汚れにくくて使いやすいのですが、滑りやすいので、木綿のロープも何本か用意しています。 3m、4m、10mにそれぞれ違った色の自在をつけて見分けが付くようにしています。 ロープは釣具屋さんに行くと20mとか40mのものが売られています。また、自在も単品でアウトドア用品店で売られています。それらを購入してきて、必要な長さに切り自在をつけて使っています。 |
ペグ ペグは、プラペグ、ネイルペグ、アルミペグの3種類を用意しています。 アルミペグは曲がりがないので、かなりの力で打ち込んでも壊れませんし、抜きやすいので、一番出動回数が多いです。(ちょっと価格が高めなのが玉に瑕です) ネイルペグは固い地面の時に出動します。これを500gのハンマーでガンガン打ち込んでやれば、石を割って入って行きます。これでダメならお手上げです。 プラペグは抜き難いのであまり使いません。ただ、アルミやネイルペグは細い棒なので軟らかい土のサイトでは全く役をなしません。そういったときのために用意しています。 |
ファイヤーベース ファイヤーベースは消耗品だと思っています。 どうも使い方が荒いのか、長く使えた試しがありません。そこで、高いものは避けて、ホームセンターなどで安く売っているバーベキューコンロを流用しています。 写真のBBQコンロは「アクショングリル」と言う製品ですが、折り畳み式でかなりコンパクトになるので便利ですが、見た目よりも重いのが難点です。 これ、まだ、買ってから半年、使用回数は20回くらいですが、ずいぶんとみすぼらしくなってきました。(使い方の問題でしょうね) |
|