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テントのたて方
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テントの建て方を説明します。ただテントごとに違っていますので、ここでは、一例を示し一般的な注意事項を説明します。

石拾い

まずは、サイトの石を取り除きましょう。特にとがった石はテントに穴を開けてしまうことがあります。小さな石でもちょうど腰や肩の部分にあたると、めちゃくちゃ寝心地が悪くなります。

グランドシートはテントの下

とがった石の上にテントを張って、人の体重でグリグリ一晩やったらテントの底に穴があいてしまったなんてことは良くあることです。テントを保護する意味でもグランドシートはテントの下に敷きます。

配置に注意、あまり端は使えません。

テントを区画サイトのぎりぎり端に設営してしまい、張り綱が隣のサイトや道路にはみ出してしまっているのをよく見かけます。

通路にはみ出すのは言語道断ですが、お隣のサイトにはみ出すのも、ちゃんと許可を取らなければトラブルの元になります。特に、あとからお隣に人がきた場合、テントの移動を迫られても仕方ありません。そうならないためにも、張り綱の分余裕を持って配置を決めて下さい。

テント内には新聞紙を敷き詰める

テント内部には新聞紙を敷き詰めるのがちょっとしたコツです。縁の部分はちょっとはみ出すくらいにします。テント内は、どうしても湿気がたまります。この湿気が外気温に冷やされたテントの内側にふれて結露します。湿度や人数にもよりますが、朝起きたらテント内がぐっしょりなんてことは良くあります。この結露して流れ落ちてくる水を新聞紙に吸い取らせるわけです。

ペグと張り綱は手抜きしない

ペグは、必ず必要な本数打ち込んでください。張り綱もきちんと張ってください。巨大ドームテントは特に危険です。以前、突然の強風に子供が入ったテントが飛ばされるのを目撃したことがあります。(実際には転がってましたが)



ロッジテントの建て方

BldLodge1.jpg 1.

おおよその配置を決め、フレームを地面に並べます。

小川テントのミネルバ2の場合、屋根の縦方向のフレームには前後があります。プラスチック製のジョイントが2つ付いている方が後ろ(寝室側)になります。

アルペンで売っているミルフォートのスクリーンテントの場合、屋根のフレームには左右があります。フレームに左右が書かれていますが、これは、フレームに前と書かれている方向を見たときの左右です。

2.

フレームを組み立てます。このとき足は折った状態にします。

足を折った状態で、ライナーシート(天井からの水滴を防ぐ布)やインナーテントをセットします。

足を折った状態のまま、外幕をかぶせます。

外幕は、すべてのチャックを閉めた状態でかぶせます。開いたままで設営すると、完成後「チャックが閉まらない!」なんてことになりかねません。

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BldLodge3.jpg 3.

外幕をかぶせたら、足を伸ばして立ち上げます。角からはじめてぐるっと回るように立てて行きます。

小川テントのミネルバ2の場合、インナーテントの4隅のベルトの穴に足の先端を差し込みます。

足は、外幕の縫い目にフィットする位置にくるように調整してください。これがいい加減だと、だぶだぶのみっともないテントになります。

4.

外幕の裾をペグダウンし、張り綱を張ります。

ロッジテントはその形状から風の影響を受けやすいです。特に下から風が入り込むとたこと同じ状態になり簡単に吹き飛んでしまいます。したがって、十分な数のペグを打ち、下から風が入り込まないようにしてください。

十分な数のペグを打ってある場合、風のあまり強くない日は、張り綱はなくても大丈夫です。

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