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炭火のおこし方
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初心者の簡単な疑問にお答えいたします。また、疑問に思うことがありましたら、kiya@asahi.email.ne.jp 宛に E-Mail をいただければ、出来る限りお答えいたします。

Q.ゴミは持ち帰りが基本と聞きましたが…

A.はい

何も持ち込まず何も持ち帰らないと言うのがキャンプの基本です。したがって、キャンプで出たゴミは、出来るだけ持ち帰るようにしましょう。

しかし、長期キャンプや夏場の生ゴミは、どうしようもありません。1泊数千円も取るキャンプ場では、当然ゴミの処理費は料金の中に入っているはずですから、そのぐらいは処理してもらいましょう。その場合には、ゴミの出し方などをきちんと理解した上で出してください。

Q.先日行ったキャンプ場で花火禁止と言われたのですがなぜですか?

A.危険だからです。

テントやタープの素材は、軽量化のためナイロンを使っている物が非常に多いのですが、このナイロンはとても熱に弱く、また、簡単に燃え上がります。

花火の火花が飛んで、テントやタープにあたり、穴を開けたといった事故があとを絶たず、特に打ち上げ花火の場合は、ほとんどのキャンプ場で禁止されています。また、手持ち花火についても、使用できる場所を限定したり禁止してるキャンプ場があります。

また、花火の煙ってけっこうすごくて、夜ゆっくりと食後のコーヒーを楽しんでいると、風上から、視界0になるくらいのすごい煙幕が流れてくるなんてこと、けっこうあります。花火をするときには、風向きに注意し、他のキャンパーの迷惑にならないようにしましょう。

Q.たき火の時に燃しちゃえばゴミは減ると思いますが…

A.あまりおすすめできません。

近年ゴミとともに問題になっているのがダイオキシンです。低温で焼却すると発生するようです。

紙や木材などにも化学処理が施され薬品が染み込んでいます。これを焼却するとダイオキシンが発生する場合があります。ゴミはきちんとした施設で処理すべきです。

Q.ベテランキャンパーは、ランタンのマントルを毎回取り替えると聞きましたが本当ですか?

A.ウソです。

以前、「テントX」という雑誌に書かれていた記事ですね。

たしかに、マントルは破れやすい物ですが、落としたりして強い衝撃を与えない限り簡単には破れません。ただ消耗品ですから、使えばそれなりに駄目にはなりますが、毎回交換するような方はほとんどいらっしゃいません。

「このマントルもう5年以上使ってる」、なんておっしゃる方は大勢いらっしゃいます。私自身、年間20〜30泊しますが、この10年間でマントル交換したのは2回しかありません。

Q.いかに上手にはみ出すかがサイト作りの腕の見せ所と聞きましたが…

A.ウソです。

以前、「テントX」という雑誌に書かれていた記事ですね。

決められた区画がある場合は区画内に納めるというのは、キャンプ場でキャンプをするときの最低限のルールです。それを、「いかに上手にはみ出すか」とか、「このはみ出し方はおしゃれだ」などというのは言語道断、そういった人にキャンプ場でキャンプする資格はないと思います。

Q.キャンプで炊飯器使っちゃいけないんですか?

A.いいえ

キャンプの楽しみ方は人それぞれ多種多様です。また、キャンプはあくまで趣味ですので、ご自分が一番楽しめる方法を選ぶのがよいと思います。上手にご飯が炊けない、または、飯ごうや釜でご飯を炊くのは面倒と思われる方は、炊飯器で炊かれても何の問題もありません。

ただ、キャンプでの食事の支度って、専用の道具を使うことが多いく、ふだんの生活ではなかなか味わえないものがあります。失敗してポロポロやベチャベチャのご飯を食べるのもまた良い思い出になるのかもしれません。

Q.キャンプ場で音楽を聴きたいのですが…

A.問題ありません。

キャンプ場で音楽を聴く、本を読む、ビデオを鑑賞する、みんなすばらしい趣味だと思います。

ただし、キャンプでは、自然や他人に迷惑をかけないと言うのが最低限のルールですから、ご自分がお聞きになっている音楽が隣や近くのサイトで聞こえないように工夫する必要があります。

あるキャンプ場の管理人さんが、キャンプ場に来てゲームボーイを一生懸命やっている子供に聞いたら、「キャンプ場にくると調子がいい」と言っていたそうです。これもひとつのキャンプの楽しみ方なのかもしれません。価値観はそれぞれ違うので、自身の価値観でものを判断してはいけ無いなぁと考えさせられました。

Q.コールマンは一流ブランドですか?

A.はい

本来のコールマン製品は、ガソリンランタンおよびガソリンストーブです。この2つに関しては、一流ブランドといえると思います。

日本では、あらゆるキャンプ用品がコールマンブランドで販売されていますが、これらは、ほとんどがOEMです。そして、これらには、良い物とそうでない物がごっちゃになってしまっています。

ガソリンランタンとガソリンストーブ以外のコールマン製品を購入する場合には、コールマンだから安心というわけにはいきませんので、品物をよく見て、良い物だけを選んで買うようにする必要があります。



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