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ガソリン・ランタンの使い方
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ガソリンランタンは、ガソリンストーブに比べるとずいぶん使い方が簡単です。ただ、マントルは弱いのであまり乱暴に扱わない方がよいと思います。

以前、テントXという雑誌に「ベテランキャンパーは毎回マントルを取り替える」なんて書いてありましたが、そんな話は聞いたことがありません。実際、5,6年使っている人はとても多いです。普通に取り扱っている限りはそう簡単には破れないということだと思います。

燃料について

ガソリンストーブには必ずホワイトガソリンを使用しましょう。

コールマンのアンレーデッドタイプは自動車用ガソリンも使えることになっていますが、これは、使用したあと十分なメンテナンスをすることが条件のようです。緊急用と考えた方がよいです。

アクセサリー

イージーポンピングとロートは最低欲しいです。あと、予備のマントルはもちろん、ポンプ部用のミシン油、予備のカップ(ポンプの先に付いているゴム弁)も持っていると安心です。(長く使っていると必ず必要になります)

ランタンハンガーも必要となります。わたしは伸縮ポールをペグ付きのベースを使用してたて、そこにランタンハンガーを使って引っかけています。

また、リフレクターをつけてやれば、光が一方向に集まりますのでより明るくなりますし、他のキャンパーの迷惑にもなりにくいです。

準備

まず、マントルを取り付けます。パイプの先端にかぶせ、ひもを縛ってやります。

次に先端部に火を付け空焼きします。このときガソリンを出してはいけません。自然にジワーと燃え広がって行きます。すべてが燃えて、真っ白くなったら準備完了です。

空焼き直後はちょっと変な形をしていますが、あとで燃焼を開始すればちゃんとしたきれいな形になりますので、気にしないでください。

使用法

ガソリンの入れ方
  1. まず、燃料を8分目ほど入れます。決して満タンに入れてはいけません。純正のロートを使えば、ちょど良いぐらいに入ります。

    このときガソリン缶は右の写真のように口を上にするとこぼれにくいです。

  2. 次に、バルブを何度か開け閉めします。コールマンのランタンの場合、この動作によってノズルのクリーニングをするようになっています。
  3. 次に、ポンピング用のバルブをゆるめ、中央部の穴を指でふさぐようにして、しっかり、最低60回以上ポンピングします。
  4. ジジジっと音がするくらいまでバルブを開き着火します。ランタンの場合は、すぐに炎が安定します。

注意

ランタンの上部はかなり熱くなります。傘の部分は当然ですが、ぶら下げて使用していると、取っ手の部分もやけどするくらい熱くなります。

ランタンハンガーの代わりに家庭用のSカンを使用したことがあるのですが、表面のビニールが見事に熔けてしまいました。



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